手の中のお月さん

―水を掬(きく)すれば月手に在り、花を弄(ろう)すれば香衣に満つ― 

『五祖法演語録』中)

水をすくったら、お月さまが手の中にあったよ

花を手に遊んだら、よい香りが服に移ったよ


美しくも、なにか意味ありげな詩ですね。

対象と自分を別けずに

自然を遊べれば

─水を掬すれば月手に在り─

なんですね。


自他不分別。


非2元のメモ書き

nonduality(非2元)について、じっくりゆったりとついてゆくための覚書です。 私は、べつに悟ってません。

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